アトピーと朝の支度

朝は誰にとっても忙しい時間ですが、アトピーと付き合っていると、身支度にも少しだけ気を使うことがあります。

私は仕事の日の朝、「おしゃれをする」よりも、失礼のない程度に整っていて、肌に無理をさせないことを優先しています。

朝起きたら、まずは肌の状態を確認します。

昨日より赤みが強いところはないか、かゆいところはどこか。毎日チェックしていると、「今日は少し調子が悪いな」ということも分かってきます。

洗顔やシャワーも、その日の状態に合わせます。

そして、私の場合は朝の保湿。

腕などに薬を塗る必要がある時は、出かける時間から逆算します。薬や保湿剤を塗ってすぐ服を着ると、ベタつきが気になることもあるので、少し時間に余裕を持たせるようにしています。

服は、まず肌に直接触れるものを優先します。

私は綿の薄手の長袖Tシャツを選ぶことが多いです。夏でも冬でも、肌の状態によっては長袖のほうが落ち着きます。

その上に仕事用の服を着ます。

ここでは、あまり「アトピーだから全部天然素材にしなければ」とは考えていません。肌に直接触れるインナーは自分に合うものを選びますが、その上のブラウスやカーディガンなどは、着心地と仕事で失礼がないことを基準にしています。

仕事の日の服装なんて、私は「ものすごくおしゃれ」でなくてもいいと思っています。

清潔感があって、職場で浮かない。

それくらいで十分。

肌がつらい日に、見た目のために無理をしてチクチクする服を着る必要はないかな、と考えています。

髪も簡単に整えます。

かゆみがある日は、髪の毛が首や顔に当たることが気になるので、まとめることもあります。首元が冷える時は、薄い綿や絹のスカーフを使うこともあります。

メイクも、肌の状態が良い時はしますが、調子が悪い日は無理をしません。

「今日は肌が敏感だから、最低限だけ」という日があってもいい。

仕事に行くために必要なのは、完璧なメイクでも、流行の服でもありません。

そして最後に、忘れたくないのが水分補給です。

私は普段から水やお茶を飲むようにしているので、出勤前にも一杯飲むようにしています。

こうして書くと、朝からいろいろやっているように見えますが、アトピーと長く付き合っていると、こういうことがだんだん習慣になっていきます。

「肌を悪化させないために、特別なことを頑張る」というより、自分が楽に一日を始められるように、朝の支度を少し調整する。

私にとっては、そのくらいがちょうどいいのです。

おしゃれも仕事も大切。でも、まずは今日一日をできるだけ肌に無理をさせずに過ごす。

それくらいでいいかな、と思っています。