アトピーのために食事を見直そうと思ったとき、最初に言われたのは「外食を控えましょう」でした。
でも正直に言うと、私にはそれが一番難しかったのです。仕事の都合もあるし、友人との食事も好き。外食を完全にやめる生活は、どう考えても続きませんでした。
それでも、外食が続くと肌の調子が不安定になりやすいのは事実でした。
「外食=悪」と決めつけてしまうと、食べるたびに罪悪感が生まれて、それがまたストレスになる。そこで私は、外食をやめるのではなく、外食との付き合い方を変えることにしました。
完璧を目指さないと決めた日
以前の私は、「アトピーのために正しい食事」を探し続けていました。
でも、外食のたびに成分や調味料を気にしていたら、食事がまったく楽しくなくなってしまいました。
あるとき、「これ、長く続けられるかな?」と自分に問いかけてみました。
答えはやっぱり「無理」。
そこで、「できる範囲で気をつける」ことを、自分なりのルールにしました。
外食で私が意識している、ほんの少しの工夫
外食のとき、私が意識しているのは次のようなことです。
・揚げ物が続かないようにする
・単品より、定食やセットを選ぶ
・野菜が入っていそうなメニューを一品足す
・無理に完璧を目指さない
例えば、ラーメンの日があっても、その前後の食事で少し調整する。
それだけでも、肌の調子が大きく崩れにくくなった気がしています。
「食べたあと」の過ごし方も大事だと気づいた
外食そのものより、「食べたあとにどう過ごすか」も、私には大切でした。
以前は、外食をすると「またやってしまった」と気持ちが落ち込み、そのまま夜更かししたり、甘いものを追加してしまったり。
今は、「今日は外食の日」と割り切って、帰宅後は早めに休む、しっかり保湿するなど、リカバリーを意識しています。
そのほうが、結果的に悪化しにくいと感じています。
家では“頑張らない調整ごはん”
外食が多い分、家ではシンプルな食事を心がけています。
特別な料理は作りません。
ごはん、汁物、たんぱく質、野菜。これだけ揃えば十分だと思うようになりました。
最近は、忙しい日でも栄養の偏りを補えるようなサポート食品を知り、「こういう選択肢もあるんだな」と感じています。
無理に使う必要はありませんが、頑張りすぎないための保険として、知っておくと気持ちがラクでした。
外食をやめない、という選択
外食をやめられない自分を、以前は責めていました。
でも今は、「やめられない」のではなく、「やめない選択をしている」と思うようにしています。
アトピー対策は、人それぞれの生活に合わせていい。
私の場合は、外食を完全に断つより、現実的な折り合いをつけたほうが、肌も気持ちも安定しました。
これはあくまで、私自身の体験談です。
外食を我慢できなくて悩んでいる誰かに、「そんなやり方もあるんだ」と思ってもらえたらうれしいです。