アトピーとマスク

感染症のニュースが出ると、私はわりと積極的にマスクをするようにしています。


理由はシンプルで、発熱するとアトピー性皮膚炎がかなり悪化することが多いからです。
熱が出ると、肌が一気に乾燥したり、かゆみが強くなったり、治まりかけていた部分まで赤くなることがあります。もちろん毎回ではないのですが、「風邪を引くと肌も崩れる」という感覚が私はかなりあります。

なので、「感染対策=肌対策」でもあるんですよね。


ただ、その一方で、マスクそのものが刺激になる日もあります。
耳のゴム紐が当たる部分がかゆかったり、不織布が擦れる頬や口周りがヒリヒリしたり。調子が悪い日は、短時間でもつらい時があります。


だから私は、「毎日絶対こうする」と固定せず、その日の肌の状態で柔軟に決めています。
今日は大丈夫そうだからマスクをする日もあるし、「今日は擦れる感じが強いな」と思ったら、外せる場所では無理をしない。そんな感じです。


最近は、「肌に優しいマスク」とか、「痛くなりにくい耳ゴム」の商品も増えていますよね。私もいくつか試しました。
もちろん、合う人もいると思います。
実際、「普通の不織布より楽」という声もよく見かけます。
ただ、私の場合は、正直そこまで劇的な違いはありませんでした。結局、その日の肌状態の影響のほうが大きい感じです。


その代わり、少し工夫していることがあります。
それは、耳ゴムが当たる部分に、あらかじめ厚めに保湿剤を塗ること。
ワンクッションできる感じがして、私は少しラクになります。完全に防げるわけではないですが、「何もしないよりは違うかも」と感じています。


逆に、同じアトピーでも、「マスクしていると保湿される感じがして楽」という人もいますよね。これ、本当に個人差が大きいんだなと思います。
だからこそ、「アトピーだからマスクは絶対ダメ」とも、「絶対つけるべき」とも、私は言い切れないなと感じています。
もちろん、仕事や病院など、マスクが必要な場面もあります。
でも、そうではない場面なら、「今日マスクをしてみて、自分の肌がどう感じるか」を基準にしていいのかなと思っています。


アトピーって、毎日同じ状態ではないからこそ、「その日の自分」を見ながら調整していくのが大事なのかもしれません。