アトピーの治療は、お金がかかります。
近くの皮膚科でうまくコントロールできているうちは、まだよいほうかもしれません。
でも、私の場合は電車で遠くの皮膚科に通うようになり、注射治療も始まりました。
診察代、薬代、交通費。
毎月の固定費のように出ていきます。
それに加えて、病院以外の出費もあります。
肌にやさしい衣服。
刺激の少ない洗剤。
シャンプーやスキンケア用品。
ドラッグストアの特売で売っているもので済めば助かるのですが、正直、そうはいかないことも多いですよね。
レジで合計金額を見るたびに、
「なかなかかかるなあ」と思うこともあります。
以前は、少し悔しい気持ちもありました。
同じように生活しているはずなのに、
どうして私はこんなにかかるんだろう、と。
でも、嘆いても状況は変わらない。
そう思ってから、考え方を少し変えました。
アトピーにかかるお金は、
「車にとってのガソリン代」みたいなものかもしれない、と。
車はガソリンがないと走れない。
それをぜいたくとは言わない。
生活を回すための、必要不可欠なもの。
そう考えるようにしています。
もちろん、だからといって無制限に使えるわけではありません。
私にも収入の上限があります。
なので、
「これはやる」
「これはやらない」
「これは安いもので代用する」
そんなふうに取捨選択をしています。
すべてを最高級にするのではなく、
優先順位をつける。
たとえば、
薬や通院は最優先。
肌に直接触れるものも、できるだけ妥協しない。
でも、そこまで影響が大きくないと感じる部分は、
価格を抑えたものを選ぶ。
完璧ではないけれど、
自分なりのバランスです。
「健康はお金に代えられない」とよく言いますが、
現実にはお金との折り合いも必要です。
だからこそ、
感情だけで決めない。
落ち込む日もありますが、
長い付き合いになると分かっているからこそ、
続けられる形を選ぶようにしています。
私が実際に続けているケアや、
「ここはお金をかける」「ここは抑える」と決めているポイントは、
別の記事にまとめています。
正解というより、
一つの考え方の例として読んでもらえたらうれしいです。
アトピーにかかるお金は、
確かに軽くはありません。
それでも、
生きていくための必要経費だと思えたとき、
少しだけ気持ちが落ち着きました。
無理をしすぎず、
でもあきらめすぎず。
自分の生活の中で、
続けられる選択を重ねていけたらと思っています。