アトピーとコーヒー

刺激物はアトピーに良くない、という説もありますよね。

カフェインは控えたほうがいいとか、
体を冷やすとか、
自律神経に影響するとか。

いろいろな情報を見かけるたびに、
「やっぱりやめたほうがいいのかな」と
少しだけ考えます。

それでも私は、
コーヒーを飲みます。

理由はとても現実的で、
アトピーの飲み薬が眠くなることが多いからです。

抗ヒスタミン薬を飲んでいた時期は特に、
午前中の眠気が強くて、
仕事中にぼんやりしてしまうことがありました。

集中したいのに、
まぶたが重い。

その状態が続くと、
仕事のミスにもつながりそうで、
それもまたストレスでした。


そこで取り入れたのが、
「午前中だけコーヒーを飲む」というルールです。

朝、出勤してから一杯。
多くても二杯まで。

午後は飲まない。

自分の中で、
なんとなくその線を引いています。


正直に言うと、
コーヒーを飲んだからといって
劇的に変わるわけではありません。

でも、頭が少しだけクリアになる感じがして、
「よし、やろう」と切り替えやすくなります。

その小さなスイッチが、
私にはありがたい。


もちろん、
飲んだ日の肌の調子が気になることもあります。

「今日は少しかゆいかも?」
と思うと、
コーヒーのせいかな、と頭をよぎる。

でも、寝不足だったのかもしれないし、
乾燥のせいかもしれない。

一つの原因に決めつけすぎないように、
なるべく冷静でいようとしています。


全部を我慢する生活は、
私には少し息苦しいです。

あれもだめ、これもだめ、と
制限ばかりが増えると、
それ自体がストレスになることもある。

だから、
量や時間を決めて、
自分なりの落としどころを探す。

それが今のやり方です。


もし午後に飲むと
寝つきが悪くなったり、
かゆみが強くなったりするなら、
また考え直すかもしれません。

でも今のところ、
午前中限定なら
大きな問題は感じていません。

それなら、
無理にゼロにしなくてもいいのかな、と。


アトピーと向き合う中で、
「絶対にやめる」よりも
「どう付き合うか」を考えることが増えました。

コーヒーもその一つです。

完全に健康的とは言えないのかもしれない。
でも、心の余裕を保つ助けになっているなら、
それも大事な要素だと思っています。


アトピーがあるからこそ、
慎重にはなる。

でも、
小さな楽しみまで全部手放さなくてもいい。

そう思いながら、
今日も午前中の一杯をゆっくり飲んでいます。