な暖かい日が続きました。この時期は、毎年少しそわそわします。
やっと寒さがゆるんで、厚手のコートやニットから解放されるうれしさがある一方で、「ここで油断して大丈夫かな」と、どこか慎重な気持ちも出てくるからです。
アトピーのある私にとって、季節の変わり目は、調子が読みづらいタイミングでもあります。
昨日までは乾燥がつらかったのに、今日は汗ばむ。
朝は寒いのに、昼間は暑い。
服装も、体温調節も、ちょうどいいところを探すのが難しいなあと毎年感じています。
暖かくなってくると、まず考えるのは
「少し薄着に変える」か、
それとも
「まだ油断せずに温める」か、
ということ。
どちらが正しい、というより、
どちらのほうが今日は楽に過ごせるか、
そんな感覚で選んでいます。
以前の私は、
暖かい=薄着にする、でした。
季節に合わせて軽やかな服装に変えるのが自然だし、
そのほうが気分も上がる。
でも、外では気持ちよくても、
建物の中に入ると冷房が入っていたり、
夕方に急に風が冷たくなったり。
結果的に体が冷えて、
夜になってからかゆみが強くなることがありました。
「失敗したな」と思いながら、
保湿を足したり、早めに布団に入ったり。
そんな日が何度もありました。
それからは、少し考え方を変えて、
基本はまだ温める寄りにしています。
薄着にはするけれど、
一枚羽織れるものを持つ。
首元やお腹まわりは冷やさない。
帰宅して肌がかゆくなるようなら、
今日は冷えていたのかも、と振り返る。
とても地味なやり方ですが、
大きく崩れることは減ったように思います。
ただ、ずっと温め続けるのも、
それはそれで汗をかいてしまうことがあるんですよね。
汗が刺激になって
別のかゆみが出ることもある。
だから結局、
その日の気温、湿度、予定、
自分の体調。
いろいろな条件を見ながら
「今日はどっちかな」と考えるしかないのかな、
と今は思っています。
完璧な答えは見つかっていません。
でも、
失敗した日があるから、
次は少し慎重になれる。
うまくいった日は、
「このくらいでいいのかも」と覚えておける。
そんな積み重ねで、
なんとか毎年やっています。
季節の変わり目は、
新しい服が欲しくなったり、
インナーを替えてみたくなったりもしますよね。
私も、肌あたりがやさしいものや、
脱ぎ着して調整しやすいものを探して、
少しずつ入れ替えています。
もし同じように迷うことがあれば、
いきなり全部変えるより、
一つ試して様子を見る、
くらいが安心かもしれません。
暖かくなるのはうれしい。
でも、まだちょっと怖い。
そんな揺れる気持ちと一緒に、
今年もゆっくり春に近づいていけたらいいな、
と思っています。