アトピー持ちが向いていなかった職場環境

新卒で入った会社や、
最初に選んだ仕事って、
その後の人生にけっこう影響しますよね。

日本の仕組みだと、
最初のレールを外れると
戻るのがなかなか大変。

私も長いこと、
そう思いながら働いてきました。

だから多少きつくても、
「ここで踏ん張らなきゃ」と
自分に言い聞かせていた時期があります。


ただ、今振り返ると、
身体のほうが先に限界を出していました。

残業が月100時間を超えるような働き方。

帰るころにはくたくたで、
お風呂に入って、
保湿して、
寝る。

それだけで一日が終わる。

デスクワークだったので
体力的に重いものを持つわけでもないし、
立ちっぱなしでもない。

それなのに、
肌の調子はどんどん悪くなりました。

あのころは、
疲れと赤みが比例していた気がします。


通勤もありました。

満員電車、
空調、
人との距離、
時間のプレッシャー。

ひとつひとつは小さいけれど、
毎日積み重なると
やっぱり負担だったんだと思います。


そのあと、
出社が月に一回程度の
ほぼフルリモートの働き方を
経験する機会がありました。

びっくりするくらい、
楽でした。

まず、通勤がない。
それだけで、
朝の体力の減り方が違う。

自分のペースで
室温や湿度も調整できる。

汗をかいたらすぐ着替えられるし、
保湿もできる。

肌が整う条件が
そろいやすかったんですよね。


もちろん、
リモートにも別の難しさはあります。

孤独だったり、
コミュニケーションの取り方だったり。

それでも、
私のアトピーという基準で考えるなら、
ストレスはだいぶ少なかった。

これははっきり体感として残っています。


アトピー持ちが働く環境を考えるとき、
私は

心身のストレスがどれくらいか

が一つの目安になるのかな、と
思うようになりました。

もう一つは、
現実的な話ですが
生活できる収入があるかどうか。

きれいごとだけでは
続けられないですからね。


この2つのバランスを取る。

それがたぶん、
長く働くために必要なことなのかな、と
今は感じています。


少し話はそれますが、
最近になって
お金のこともちゃんと考え始めました。

正直、世の中の流れから見れば
遅いスタートだと思います。

もっと早く知っていればな、
と思わないわけではありません。


仕事は生活費を得るため。

それとは別に、
小さくてもいいから
他の収入の柱があると、
気持ちの余裕が違う。

そんな話を聞いて、
私も少しずつ取り組んでいます。

まだ勉強中ですが、
前よりも「働き方」に対する
視野が広がった感じがあります。


これが正解、とは思っていません。

ただ、
もし今の環境が
肌にも気持ちにもきついなら、

「別のやり方もあるかもしれない」

と思えるだけで、
少し呼吸がしやすくなる気がしています。


私が調子を崩しにくくなった生活の工夫や、
家での過ごし方については
他の記事にもまとめています。

環境を一気に変えるのは難しくても、
小さな負担を減らすことなら
できることもある。

そんなことを試しながら、
今日もなんとか続けています。

無理をしすぎない形で。
自分の身体と相談しながら。