忙しかった時期の写真を見ると、
「ああ、このころ悪かったな」と、
肌の赤みで思い出せることがあります。
自分の感覚よりも先に、
見た目が教えてくれる感じ。
仕事が立て込んでいたり、
人間関係がざわざわしていたり、
気持ちが張りつめているときほど、
なぜかきちんと肌に出るんですよね。
うまくできています。良くも悪くも。
逆に、リモートワークで
通勤電車に乗らなくてよかった時期。
あのころは、
わりと穏やかだった記憶があります。
満員電車に乗らない。
汗をかかない。
人にぶつからない。
出社時間に追われない。
それだけで、
こんなに違うんだ、と思いました。
自分では「たいしたことない」と思っていたことが、
実はちゃんと負担だったんだな、と
あとから気づくこともあります。
ストレスには、
いくつか種類がある気がしています。
通勤や通学のような、
もうどうやっても避けられないもの。
そしてもうひとつ、
受け取り方や考え方で、
少し軽くできるもの。
もちろん、
ハラスメントと呼ばれるような強いストレスは
別問題だと思っています。
それは我慢や工夫でどうにかする話ではなくて、
できるだけ早く環境を変える方向に
力を使ったほうがいい。
ここは無理をしないほうがいい、と
私は考えています。
では、
「考え方で軽くできるストレス」はどうするか。
ここがいつも、
私の試行錯誤のポイントです。
前は、全部真正面から受け止めていました。
評価。
人の態度。
小さなミス。
ひとつひとつに反応して、
勝手に疲れて、
帰宅するころにはぐったり。
そして肌も悪くなる。
見事な連動でした。
今は、少しだけ距離を取っています。
ポジティブに変換する人もいるし、
「気にしない」を選べる人もいる。
どれが正しい、というより、
自分に合う方法が見つかると
ラクになるのかなと思います。
私は、
仕事や学校の外に心のよりどころを置く
というやり方に落ち着きました。
ここがうまくいかなくても、
別の場所がある。
それだけで、
受けるダメージがだいぶ違います。
例えば、
帰ったら好きなことができるとか。
週末には楽しみがあるとか。
ネットの中でも、本の中でも、
なんでもいい。
「ここだけが世界じゃない」と思える場所。
それがあると、
今日の出来事を少し小さく見られるようになりました。
すると不思議と、
肌もほんの少し落ち着くことが増えた気がします。
もちろん、
これで完全に良くなるわけではないし、
うまくいかない日も普通にあります。
それでも、
前よりは揺れ幅が小さくなった。
それは確かです。
アトピーと付き合っていると、
外から受ける刺激だけでなく、
気持ちの動きも
思っている以上に影響するなと感じます。
だから最近は、
真面目にがんばる方法よりも、
自分を逃がしてあげる方法を
探すようになりました。
日々のケアや、
家に帰ってから気持ちを切り替えるために
使っているものについては、
別の記事にまとめています。
仕事や学校の時間を
完全にコントロールするのは難しいけれど、
その後の時間なら、
少しは自分で選べる。
そう思いながら、
今日もなんとかバランスを取っています。
無理のないやり方で。
続けられる範囲で。
それくらいが、ちょうどいいのかもしれません。