冬にやめたアトピー対策と、続けていること

冬になると、アトピー持ちの私は毎年「今年こそはうまく乗り切りたい」と思います。
空気は乾燥するし、暖房は欠かせないし、どうしても肌にとっては厳しい季節です。そんな中で、ここ数年は「続けていること」と「やめたこと」がはっきりしてきました。

まず、続けていることから書きます。
これはもう、乾燥対策です。正直、冬のアトピー対策の大半はここに集約される気がしています。

皮膚科でもらった保湿剤を塗ることはもちろんですが、私にとって大きかったのは「部屋の湿度」でした。
加湿器は一応使っています。でも、それだけだと、どうしてもあと少し足りない感じがありました。体感として「もう10%くらい湿度が高かったら楽なのに」と思うことが多かったんです。

そこで始めたのが、濡れタオルを室内で干すこと。
洗面所やリビングに、普通のフェイスタオルを濡らして干すだけです。特別な道具もいらないし、電気代もかかりません。正直、最初は「こんなので意味あるのかな」と思っていました。

でも、これが意外と良かったです。
加湿器+濡れタオルにしてから、朝起きたときの肌のつっぱり感が少し減りました。「劇的に良くなった」というほどではありませんが、「悪化しにくくなった」感じはあります。私にはこれで充分でした。

一方で、冬にやめたアトピー対策もあります。
それは、「頻繁に新しい対策を探すこと」です。

以前の私は、冬になると不安になって、ネットで「アトピー 冬 対策」「乾燥 かゆみ 改善」などをよく検索していました。
すると、食事の話、サプリメント、入浴法、服装、寝具…本当にたくさんの情報が出てきます。そのたびに「これも試した方がいいのかな」「自分はまだ足りないのかも」と、気持ちが焦っていました。

結果として、いくつか試しては、よく分からないままやめる、を繰り返していました。
体も疲れるし、何より頭が疲れます。アトピーなのに、心が休まらない感じがしていました。

今は、その「探し続けること」をやめました。
もちろん、必要な情報を完全に遮断しているわけではありません。でも、「今やっていることが大きく間違っていなければ、それでいい」と思うようにしています。

乾燥対策は続ける。
でも、それ以外は無理に増やさない。
これだけで、冬の過ごし方がかなり楽になりました。

アトピー対策って、「やることを増やす」方向に行きがちだと思います。でも、私の場合は逆で、「やめる」「減らす」ことで、結果的に落ち着きました。

もちろん、症状や体質は人それぞれです。
私に合っているやり方が、すべての人に合うとは思っていません。

ただ、「冬はただでさえ条件が悪い季節」なので、できるだけシンプルに、続けられることを大事にする。
今の私は、そんな付き合い方をしています。

完璧な対策はできなくても、「これでいい」と思える状態を作ること。
それも、冬のアトピー対策のひとつなのかもしれません。