ヒートテック以外で、冬に着ている肌着の話

冬になると、毎年少し悩むのが「何を肌着として着るか」です。
アトピーがあると、暖かさと肌への刺激、そのどちらも無視できません。

正直に言うと、私はヒートテックも使っていますし、リカバリーウエアも使っています。
「使っている」と書くと、意外に思われるかもしれません。アトピーの人は、ヒートテックは避けるもの、というイメージが強いからです。私自身も、ずっとそう思っていました。

実際、肌のことだけを考えれば、不安はあります。
化学繊維だし、発熱素材だし、「本当に大丈夫かな?」という気持ちは今でもあります。
それでも使っている理由は、とても単純で、「やっぱり暖かい」からです。

とはいえ、ヒートテックやリカバリーウエアをそのまま肌に直接着るのは、やはり抵抗がありました。
チクチクしたり、蒸れたり、調子が悪い日に一気にかゆくなった経験もあります。

そこで、私がよくやっているのが、薄手の長袖Tシャツを一枚はさんで、その上に着るという方法です。
綿素材の、できるだけシンプルなTシャツ。その上にヒートテックやリカバリーウエアを重ねます。

ただ、ここで一つ悩みが出てきました。
リカバリーウエアの説明書を見ると、「直接肌に着用してください」と書いてあるのです。

「え、直接?」
正直、かなり迷いました。効果があるなら、その通り着たほうがいいのかもしれない。でも、肌が荒れたら元も子もありません。

そこで、色々調べたり、口コミを読んだり、自分の体で試したりして、今はこんな使い方に落ち着いています。

  • 肌の調子が比較的いい日は、短時間だけ直接着る
  • 少しでも不安な日は、必ず綿のインナーを一枚はさむ
  • 夜や長時間着るときは、無理をしない

「説明書通りじゃないと意味がないのでは?」と思ったこともありますが、今はそこまで気にしていません。
効果が100%出なくても、0%よりはいい。
それよりも、肌が荒れずに、暖かく過ごせることのほうが、私には大切でした。

アトピーと付き合っていると、「正解」が分からない場面がたくさんあります。
ヒートテックも、リカバリーウエアも、使う・使わないの二択ではなくて、「どう使うか」を自分なりに探すものなのだと思います。

誰かにとっては合わない方法でも、私には合っている。
今は、そんなふうに折り合いをつけながら、冬の肌着を選んでいます。